◆効果を求めて逆転の発想◆

【メカニズムの説明になると、動作だけ教えてもらえればいいと、拒否される方も多い

 ので限られた方、対象になりますが、対面で個人指導】

 (内容)

 *準備体操を兼ねて、形より深呼吸に意識をもっていき「息き息き長寿体操」9分間

 *参加者の年代・練功歴・身体の不調部分等の確認

 *指導書「各動作の特長一覧表」を一緒に確認

 *該当する節を選んで指導書を一緒に読みながら動作へ

 *すぐには出ない答え「考えるな、感じろ!」自分が手応えに気づくまで先は見えない 

 *先ずは根気よく18×3=54節クリアへ

 *目標はDVDを見て1人でもできるように

 *クリア後、1人での毎日練功継続が苦手な人は近くの練功教室も紹介

 

◎練功十八法を深掘り習得していくには指導書の予習・復習は必須です。

参加者のご持参された指導書に付箋がいっぱい付いていたり、ページにたくさんの  

メモ書き等が見えた時、「よし!うなるような伸展練功を」とやる気満々になる。

笑顔いっぱいに「気場」の相乗効果にも期待したい。 


【呼吸の体操】

『息き息き長寿体操』

◎永田先生の詳しい解説を練功動作の特徴のページに載せました。


    動作    

     参考

呼吸法
第1節  首の運動

前段第1節「頸項争力」

号令の奇数で吸って偶数で吐く
第2節  胸を広げる

〃第2節 「左右開弓」

 〃   
第3節  腕を伸ばす

〃第3節 「双手伸展」

      〃
第4節  手足を交互に伸ばす

五禽戯、猿が物を掴む姿

      〃

第5節

 上体をまわす

後段第12節「鬆臂展腰」

号令の一拍で吸って吐く

第6節

膝の屈伸       号令の奇数で吸って偶数で吐く

第7節

両手を上下左右に 益気功第13節「上下通気」

第8節

手のはばたき    〃第14節 「転腰舒気」

第9節

腰をまわす    後段第17節「転腰俯仰」

第10節

もみほぐし    首・耳・肩周辺のマッサージ 自然呼吸

第11節

深呼吸   号令の奇数で吸って偶数で吐く

   【予習のお願い】

 「後段13~18節」

*頭や顔、他ツボがたくさん 

 出てくるので

 DVD動作説明付き基本動作

を見る+指導書+右の本に目を通しておく

       (2024/3/22)

1000円



(2024/2/20 )  ◎術後のリハビリに来られた方がおられる(初心者)。リハビリは毎日しなくてはならないので、DVDの利用は欠かせない。手術された部分のリハビリに限らない身体全体を自身でほぐしていける練功十八法の効果は凄いです。これまでも交通事故で頸椎損傷の人(練功熟練者40代)が半身動かなくなった時、病院のリハビリと合わせて毎日練功十八法を繰り返し、治りが早いので病院の先生に「何かやっていますか?」と質問されて「練功十八法という気功の体操をしています」と答えた事例があります。あれから4年くらい経過したでしょうか。すっかり以前の身体に戻っています。その後も練功はやめられない日課となっています。

 今回は大型テレビで一緒に下記のDVDを見ながら、まずは前段の第1套「頸・肩・腰・腿痛疾病の予防」のところだけ説明指導し、次回の教室まで毎日やってくるようにアドバイスした。注意点はDVDの説明や動作をしっかりと見ること。むきになって頑張らないこと。ただ、ただ、丁寧に継続すること。


◎練功十八法初心者の方が2名来られたので、教室での指導と併用してDVDの利用もアドバイスしようと思う。

【練功十八法 日本語による動作説明付きDVD】3500円    

◎上海研修会の時、通訳の周さんに、このDVDはいつ作成されたのか、建申先生に聞いてもらった。1990年と答えてくださってメモしたが・・・。ということはすでに30年以上経過している。日本健康づくり協会はDVDの販売にしても中国医師である元明先生の教えを忠実にそのまま継続している。

時代は大きく変化してきたが人の身体は変わらない。久しぶりに改めて見直してみると独学でも理解できる正確な動きの説明や各節の身体への効果も日本語でわかりやすく説明されている。練功に慣れた人も動きが我流になっていないか、そして練功の深掘りをめざす方には 確認にもなる貴重なDVDである。(2024/2/16)



『2023/11月スタート深掘り教室、参加者のメモ』

*80代・他団体での練功歴20年以上、膝の痛み(整形外科通院、膝周辺の腫れ、水を抜くかどう

 か?とりあえず湿布で様子見の症状)

(教室へ参加)2・3回で痛みがとれ、少しして腫れも無くなった。(うそ!魔法みたい!・・・ 

       だが他にも2ヶ月に一度膝から水を抜いていた方が練功を始めて痛みがとれ、水を

       抜くこともなくなっておられます。思うに、膝の変形でせき止められていた水の流

       れを練功により正常な膝の作りに戻せたから水がスムーズに流れるようになったの

       では。練功の目標が気・血・水の流れをよくするですからね。正確な形の修得へ)

(指導)指導教本p240「馬歩動作の注意点」を忠実に。鼠径部から力を抜いて馬歩の形、足の指

   特に親指の腹を床につけて膝を外に張る。正確な動きが調身へ、そして水滞の解消へと繫が

   るのでしょうか。力を抜いて本人しかわからない微妙な角度を探って、継続できて気づける

   ことかもしれません。練功歴は長い方なので少しのアドバイスで理解習得された。正確な形

   メカニズムは大事です。(2024/1/22)